排出権“供給大国”の中国にチャンスあり
途上国での温室効果ガス削減に協力し、その「排出権」を先進国企業が取得するビジネスが本格化している。このクリーン開発メカニズム（CDM）を活用するには国連への登録が必要となる。現状の登録案件の六割はブラジルなど中南米で、排出権ビジネスでは先進国。だが、排出権供給量では中国が四割を占める。厳しい削減…
View Article中国排出権ビジネスにブローカーばかり殺到
十月下旬、世界銀行や日本の国際協力銀行（JBIC）の協力で、アジア初の排出権ビジネスの見本市「カーボンエキスポ・アジア」が北京で開催された。中国をはじめアジアのエネルギー消費の伸びは大きい。二酸化炭素の排出量で見ても、一九九〇年水準から三割以上も増加した。世界の排出権の六割以上を生み出す“供給基…
View Article世界の「排出権市場」先陣争いに待ったなし
シンガポールやブラジルに始まった排出権ビジネスの「新たな局面」とは――。日本が急ぐべきは、「流通」を意識した制度整備だ。［シンガポール発］「クリーン技術の開発や排出権で“アジアの極”となる」 十一月六日、アジア最大の排出権見本市「カーボン・フォーラム・アジア」の開会式。欧州やアジア諸国から参加した…
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